【初めての方】スーパービジョンスキルを学ぶ(2/5)
【初めての方】スーパービジョンスキルを学ぶ
ケアマネジャーの仕事も5年経過すると、主任ケアマネを取るように職場から言われるようになります。
直属上司(管理者)は主任ケアマネなので、取る必要性があるのかと考えつつ、命令とあれば特に断る理由も無いのでスキルアップの為に取らせていただきました。
しかし、そうなってくると、後輩ケアマネに対しての教育やケアマネの資格に合格した方達の教育係りを任されるようになりました。
職場の事例検討会の司会を任されたり、地域包括ケア会議の司会を任されたり色々責任が増えて戸惑うこともあり大変。
そこで、私自身の勉強を兼ねて数回に分けてブログをアップしたいと思います。
ケアマネでなくても、新人教育・実習生教育などを任される方にもスーパービジョンは有効かと思います。
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スーパービジョンの目的
スーパーバイジーの現状
ケアマネジメントにスーパービジョンが求められる背景
スーパービジョンが求められる背景
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スーパービジョンの目的
新人の養成、ケアマネジメント力の向上
スーパービジョン
→対人援助者監督指導
スーパービジョンの定義
.Superは「卓越した」
Visionは「視点」の意味
·スーパービジョンを受ける人
→「スーパーバイジ一」
スーパービジョンをする人
「スーパーバイザー」といいます。
つまり、
ケアマネに指導するケアマネ。
先生に指導する先生。
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第1節 スーパーバイジーの現状
・ケアプラン作成の困難
利用者と家族の意見の相違 53.8%
→家族は、ケアマネに様々な事を求めている。
手伝って欲しい
・アセスメントの困難
標準分析項目の情報収集 87.7%
→本人・家族が嫌になる話はしない。
まずは、喜ばれる事から話始める。
ここからの事を取っ掛かりに最低、基本情報、
名前、連絡先を尋ねる。
・情報収集が難しい項目
家族関係 46.9%
→本人・家族両方にプラスになる事を
探す事を伝える。
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第2節 ケアマネジメントにスーパービジョンが求められる背景
①ケアマネジメントの基本理念を要介護高齢者
等に実践するため
・利用者主体、尊厳の保持を前提とする支援
・自立支援を促進
・住み慣れた地域における生活継続
②相談援助職として基本プロセスに則した支援
をするため
・アセスメント→ニーズの抽出→目標志向型援助
→支援の展開(PDCA) チームアプローチ
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第3節 スーパービジョンが求められる背景
①契約に基づくケアマネジメントを実践するため。
・居宅介護支援事業所の管理者は主任CM、
管理者の責務、法令遵守、権利と義務、加算要件
②新人教育のため
・専門職は、資格取得後の教育体制が大切。
③ 「実習」受入と指導のため
・実習生のみならず、共に成長する機会。
④バーンアウト防止のため
・努力が必ずしも報われない、不当な怒りに直面
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まとめ
新人教育や実習生指導は中々難しく、いかに気付かせるか。
このような時期は、燃え尽き易くいかにバーンアウトを防止するか。話を聞いてあげてメンタル的なフォローもしないといけない。
だからこそ、スーパービジョンスキルを磨き、
取り組めるように勉強したいと思います。
この記事を見た方に一つでも学びがあれば幸いです。