【初めての方】ファシリテーションスキルを学ぶ(4/6)
【『初めての方』初心者から始める司会進行。ファシリテーション。】
よい司会とそうでない司会の差は何でしょうか?
時間内に綺麗にまとめて、時間外勤務のストレスを減らすこと?
参加者の都合を上手く反映した時間と場所、ためになる講師を呼べること?
参加者が、いま気になる議題をタイムリーに察知して、話し合いの場を設けることが出来ること?
私はケアマネとして、事業所内、多職種会議、事例検討会、地域包括ケア会議様々な会議に参加し、事例提出側もしますが、司会進行も依頼されます。
私もより良い司会進行が出来るように、ファシリテーションについて学び、ケアマネとして今以上に質の高いケアマネになりたいと思っています。
ここでは、私自身の質の向上の為の勉強も兼ねて
数回に分けてブログをアップしたいと考えています。
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②議論を促すためにできること
・伝わる伝え方
・参加者の形態の違い
・意見の共有 グループ討議、双方向コミュニケー
ション
・コーチングコミュニケーション
・議論を活発にするポイント
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖○伝わる伝え方
人の思考。考え方は、その人の環境が大きく影響します。 つまり、同じ日に同じ場所で生まれ、 同じ経験をしてきた人が誰ひとりいないのと同じように、
あなたと全く同じ「解釈」 をする人は存在しないのです。
伝える場合も同様です。 伝え方も多様性が有り、 聞き手の聞き取り方や理解の仕方も多様性があります。伝え方を工夫し、 伝わったかどうかを確認しましょう。
○ブレインストーミング
「ブレインストーミング」とは、 制限を設けずにいろんなアイデアをどんどん出し合うことです。 仕事においては特に「人·時間 お金」に制限をかけ、
アイデアが出ることを阻害することがあります。 ブレインストーミングでまずはアイデアを出してみて、 その中から議論を進めていきましょう。
○参加者の形態の違い(事業所内、同業者の担当者会議、家族会等)
会議等の目的で考えられることは、一般的に
情報の伝達(指示)
情報の共有
事例の収集
知識の伝達
があります。
参加者の形態により、 この目的が変化します。 内容が同じでも相手が変わる
と伝え方が変わってきます。
○意見の共有を行う。
・グループディスカッション
個別の意見を全員の前で話すのに抵抗がある人もグループディスカッションでは話しやすいという例があります。 感想や意見、 事例などをグループで話
すのも効果的です。
・双方向コミュニケーション
双方向コミュニケーションとは、 スァシリテーターと参加者、参加者同士で
お互いに感じたこと思ったことを話してもらうことです。
この双方向コミュニケーションを促すことが双方向の関わりです。
グループ内での感想を全体でシェアしたり、更にそれに対して他のグループ
に感想を求めたり、これも双方向です。
双方向コミュニケーションは学びの定着、 視野の拡広大、 附に落ち感のアップ等会議等で重要な役割を担っています。
○コーチングコミュニケーション
①2つ認めて
②1つ改善点をつたえ
○議論を活発にするポイント
・ファシリテーション上、同じ事を話す人は止めてよい。
・要約して返し、他の人の発言を聞きましょう
・意思、発言の強い人に対しては、
→「あえて反対意見を出すとしたら」と投げかける
• Yes,and
話を聞く時は「Yes,and」 で聞くようにしましょう。 自分の意見と違う時に否定したくなることがあります。 あくまで意見が違うだけです。 間違いではあ
りません。一度 「あなたはそういう意見なんですね。」 と受け入れ、「更に私は~」と続けましょう。
yes.and..なるほど、そして私は
no.but.. いや、違う
❌yes.but...なるほどしかし→聞くだけ聞いて否定
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まとめ
ファシリテーションの研修を受けて、会議の司会進行が以前に比べとてもスムーズかつ色々考えて、参加者のみなさんが会議に参加していかに満足できるかを考えるようになりました。
読んでいただいた方の参考になれば幸い。また見に来ていただけるように作っていきたいと思います。