【要注意!】両親の今後が心配。それフレイル。
自宅で生活をしている高齢者のケアマネを
していますバナナ。
日々のケアマネとしての立ち回りやエピソードを
ハードな内容はホントにハードなので、
ソフトな内容に出来るだけ噛み砕いて
読み易くしてご紹介。
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両親の今後が心配。そこが予防の第一歩。
いつまでも元気に90才100才になる方がいます。
その差は、結論から言うと食生活。
日頃私も、子供として両親に口すっぱく話しており、ケアマネとして担当の高齢者の方達に伝えております。
この記事を読む事で、読まれた方の両親その他高齢者の方がいつまでも元気に過ごすことが出来れば
幸いです。
いま、オーラルフレイルという概念がありますが、
栄養・口腔・服薬などの面からもフレイル対策が
必要だと考えられるようになったということ。
では、フレイルとは?
高齢になって心身の機能が低下した状態が
『フレイル(虚弱)』です。
そして、フレイルになりかけた高齢者の身体機能を
維持・強化し、できるだけ長く健康な状態でいられることを目指すのが、介護予防の考え方になります。
つまり、今後が心配ということは、いま介護が
必要でなくても、気になる点があるという事。
大概の方は取り敢えず様子見ムード。
その後を気づかなかったり、進行してしまった状態を家族が向き合えず更に進行させてしまうと
いうことになりかねないので、今の時期を見逃さ無い事が、介護予防の第一歩だと思います。
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まずは察知してみようオーラルフレイル。
オーラルフレイルの始まりは?
・かつぜつ低下
・食べこぼし
・わずかなムセ
・噛めない食べ物が増える
・口の乾燥
口に関するささいな衰えから始まり、次第に口腔機能の低下や、心身の機能低下までつながります。
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『こ食』ってしってる?高齢者の食事事情。
現代の子供の間でも問題になっている一つで、
「こしょく」とは、生活環境が変わり、食生活が変わり、家族が揃うことがなくなった
日本に現れた食事形態です。
① 孤食 子供一人でとる孤独な食事
② 固食 好きなものだけ食べる
③ 個食 家族それぞれ、バラバラなものを食べる
④ 子食 子供だけで食べる
⑤ 小食 食欲がなく、少しの量しか食べない
⑥ 戸食 外食ばかりの食事
⑦ 粉食 パンや麺類など、粉物が中心である
⑧ 濃食 味の濃い物ばかり食べる
⑨ 虚食 朝、食欲がない、何も食べない。
人間は「共食」をする動物です。
家族で食卓を囲むことは、協調性や社会性を育て、しつけの場であり、
生活習慣病や偏食防止にもつながります。
これは、高齢者にもそのままあてはまります。
『こ食』は、フレイルにもつながり要介護への
進行も見落としてしまいかねないため
注意が必要です。
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最後に
両親の今後の心配、それフレイルの信号かも。
フレイル対策には、オーラルフレイル。
滑舌・ムセ・食べこぼし・口の乾燥・噛めない食べ物が増えたなどに注意し、出来るだけ『こ食』に
させないことがいつまで両親に元気にいてもらう
また、両親にも気をつけて生活してもらうポイントだと思います。
最後に、この記事を読むでコロナに負けずに
いつまでも元気に過ごす事が出来たら幸いです。